徒然日記

大竹達也のブログです。Facebookよりもちょっと日常的な感じの。

【演奏会】農工大OBオケ定期演奏会

コロナ渦で演奏会関係のイベントが次々と中止されている中、客入りでの開催の英断をされたオーケストラがありましたので、久し振りにオケを聴きに行って来ました!

 

仕事では今週から新しい研修が始まっており、前日には楽団の遠征練習もあり、楽団の手持ちの仕事も佳境という中で、体力的にもスケジュール的にもギリギリまで物凄く悩みましたが、最後にオケを聴いてから実に1年以上ぶりに生オーケストラを聴けるという誘惑にどうしても勝てず、、、朝から早起きして手持ちの仕事に区切りをつけ、急ぎ会場へ…!

 

聴きに行ったオケはこちら!

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http://tuat-obo.sakura.ne.jp/?page_id=20

 

府中の森のドリームホールも久々でした。

前回来たのは農大のOBオケの受付スタッフをさせて頂いた時で、実に14ヶ月ぶり…ヒィ…

今年は吹奏楽団コンクールもありませんでしたからね…

 

さて、本日のプログラムです!

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ボロディンダッタン人の踊り 歌劇「イーゴリ公」より

ドヴォルザーク交響詩「水の精」作品107

ブラームス  /交響曲第4番ホ短調作品98

 

 

私はダッタン人が好きで楽しみにしていたのですが、どうしても開演時間に間に合わず、一曲目の途中からロビーで鑑賞、後半からちゃんと聴くことが出来ました。

ダッタン人目的だったものの、他の初見の2曲もすっごい良かった…!!!

 

2曲目の「水の精」は、水の国に攫われた娘の物語で、水の国で生きていくことを嘆く娘の感傷や、娘と母と水の精を巡る悲劇的な物語を描いた交響詩だそうです。

全然知らない作品でしたが、プログラムの解説が素晴らしく、音楽に没頭することが出来ました!

私はこういうストーリー性の強い管弦楽曲がとても好きです。

室内楽曲や吹奏楽曲、協奏曲でもそういった題材は数多くありますが、オーケストラが奏でる色彩豊かな表現がたまらなく好きで、聴いていても演奏していても一番楽しいです。

ストーリーの中で揺れ動く人物や出来事の描写が、演奏者の想いを通して伝わる、この感覚は、どんなに上手なプロのCDを聴くよりも、実際に客席や舞台の上で、奏者の動きを感じられるリアルな演奏でないと味わえない至高の瞬間です。

 

 

そしてメインのブラームス4番、圧巻でした!

4番はブラームス最後の交響曲で、集大成とも言える大曲です。

私は1番、2番は農大オケを始め色んなオケで聴いたことがあったのですが、4番は今回初めて聴きました。

旋律やコードの運びが素敵なのは勿論、楽章ごとに鮮やかに色を変える曲の雰囲気の移ろいがめちゃめちゃ素敵でした!!!

ブラ4…ハマりそうです…笑(このブログをブラ4聴きながら書いている時点でお察しです)

 

 

あっという間の素敵な時間でした。

感染対策から挨拶や面会も無し、色々な制約の中での演奏会だったかと思いますが、生の演奏に凄く心が洗われました。

やっぱり良いなぁ、オケ。またやりたいななどと思いながら帰路に就きました。

 

今はさくらウインドでの吹奏楽に全力で取り組んでおりますが、機会があればオケは再会したいなと思っています。

そのためにも、今ある環境でスキルを磨き、いつでもオケに呼んで貰えるように、今は下積みを頑張っています。

3月にトランペットを買い替えてから、自分の中では結構楽器の調子が良くて、演奏が楽しくなってきている今日この頃ですが、これに甘んじず、いつかオケを再開出来るその日まで、修練に励むことといたします。

 

良い音楽を聴けたので、自分も練習頑張ろう!

ではまた!