社会人になれた話
先月の今日、東京農業大学を卒業しまして、今は市内の食品メーカーで社内システムの保守管理をする仕事をしています。
所謂、SE(システムエンジニア)というやつです。
まさか自分がそっちの方面に行くなんて露にも思っておりませんでしたが、なんやかんや楽しくお仕事させてもらってます。
まぁお仕事の話はまた追々するとして、今回は就職の頃の話をしようかと。
Facebookの方では体調の経過や就活のことにもチラッと触れましたが、就活してた当時(昨年の秋〜2月頃まで)は今季中に就職出来るとは思っていなくて、新卒採用枠が残っているうちは出来る限りの努力をしつつ、けれどダメで元々の気持ちで、既卒になれば受けられる企業の幅も広がるし、焦らず行こうとタカを括っておりました。
けど今思えば内心は相当焦っていたんだろうなと思います。
とにかく歩みを止めるのが怖くて、「何かしていないと」「今出来る事はやっておかないと」と、見えない何かに駆り立てられている様な、そんなソワソワした落ち着かない毎日でしたね。
あぁ、しんどかった。笑
そんなに重厚なストレスにさらされていたら当然心労にも堪えるわけで、お世話になっている心療内科の担当医から「今年決めようと焦らないで、数ヶ月か1年か、ゆっくり体調や生活を整えながら求職活動したら?」って言われつつも無理やり歩みを止めなかったという。なんか当時の焦燥感たるや、相当なもんだったんでしょうね。
全く何も出来ずにいた時期から少しずつ活動できるようになって、先生も就活すること自体は後押ししてくれていただけに、休止を勧められるということは専門的な目線で見ても無理していたんだろうなと思います。
ですが幸運と言うか奇跡と言うか、2月も半ばのほぼ諦めかけていた頃に、今季ラストの合同説明会から応募したユウキ食品の選考でトントン拍子に話が進んで2週間後には最初で最後の内定、、、なんだかここ2年間は今までの人生の中でも群を抜いて地獄のような日々だったのですが、9回裏ツーアウトから逆転サヨナラ満塁ホームランを放ったような気分です。ホントに。こんなことってあるんですね。
永遠と続いているかに思えた先の見えない深い霧が突然に晴れたので、内定が決まっても中々すぐには実感が沸いて来なかったんですけれども、Twitterでご報告を呟いて以来、暫く連絡の絶たれていた各所の友人達からお祝いのメッセージやらお誘いやらを沢山頂きまして、気が付いたら元気になっていました 笑
本当に沢山の人に支えられていたことを再確認したと共に、どれだけ一人で抱え込んでいたんだろうと猛省した次第です。
苦しみの渦中に居ると人を頼れなくなってしまうというのは本当で、恐ろしいなと思います。
ですが、良い経験であったことも確かです。
これから先の長い社会人の道を歩むに当たり、とても大切なことを学ぶことが出来たと感じています。
様々な経験を経て、巡り巡ってこうしてご縁を頂いた会社ですので、精一杯頑張る所存です。
色々ご心配をお掛けしましたが、これからは楽しく充実したワークライフを送れるよう、ご期待頂けたらと思います。
ではまた。